買ってはいけないノートパソコンの特徴5選【2025年版】

買ってはいけない

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あなたは「手頃な価格」や「軽くて持ち運びやすい」という言葉に惹かれて、ノートパソコンを選ぼうとしていませんか?たしかに、予算を抑えつつ、それなりに使える1台を見つけるのは賢明な方法──しかし、ちょっと待ってください。

パソコン選びを間違えると、「安物買いの銭失い」に陥る可能性が非常に高いのです。

買ったばかりなのに動作が重い、動画会議でカメラがうまく映らない、バッテリーがすぐに切れる、拡張性が足りなくて不便……そんな経験、あなたの周囲でも聞き覚えはないでしょうか?

実は、店頭や通販サイトで販売されている中には、「買ってはいけないノートパソコン」が数多く存在します。

この記事では、うっかり手を出して後悔しがちな、「避けるべきノートパソコンの特徴」をテーマ別に詳しく解説します。買う前に知っておくべきチェックポイントを把握しておけば、無駄な出費を防げるだけでなく、数年先まで安心して快適に使える一台を選ぶことができます。

パソコン選びは、価格だけじゃ判断できない!
それでは、「絶対に避けたいノートパソコン」の条件を順番に見ていきましょう。

スペック不足のモデル(CPU・メモリ・ストレージ)

ノートパソコン選びで陥りがちな落とし穴の一つが「スペック不足」です。価格の安さに惹かれて購入したものの、実際に使ってみると動作が遅くてストレスが溜まる——そんな経験はありませんか?本当に使えるノートPCを選ぶためには、CPU・メモリ・ストレージといった基礎スペックをしっかりチェックすることが必要不可欠です。

処理の心臓部「CPU」は見逃せない

ノートパソコンの処理能力を左右する最も重要なパーツがCPUです。特に注意したいのは、CeleronやPentiumといった低価格帯のCPUが搭載されているモデル。ウェブ閲覧やメールだけならギリギリこなせるかもしれませんが、アプリを複数同時に使うとすぐに限界が来てしまいます。おすすめはIntel Core i5以上、またはAMD Ryzen 5以上。仕事でもプライベートでも、数年先まで快適に使える性能が得られます。

メモリは多い方がいい

メモリ容量が少ないPCは、動作全体がもっさりして非常に非効率です。Windows 11が標準となりつつある今、最低でも8GBは必要。4GBしかないモデルだと、ブラウザでタブをいくつか開いただけで動作が不安定になるようなことも珍しくありません。予算に余裕があれば16GBのモデルを選ぶと、より安心です。

SSD搭載かどうかは最重要ポイント

ストレージも見落としがちなポイントですが、「HDD搭載」と書かれているモデルは今や避けるべき存在です。動作の遅さに驚くこと間違いありません。今やSSD搭載が当たり前。特にNVMe方式のSSDなら起動速度やアプリの立ち上げが劇的に速くなります。容量は最低でも256GBを目安にしてください。

パソコンは長く使うものだからこそ、スペックで妥協すると後々後悔につながります。安さに釣られて購入してしまう前に、「今だけでなく、これから数年使えるか?」という視点でチェックしてみましょう。性能に余裕があることは、時間とストレスを削減する最良の投資です。

ディスプレイ品質が低いノートパソコンには要注意!

ノートパソコンを選ぶ際、「スペックばかり気にして、ディスプレイは見落としがち」という人は少なくありません。しかし、画面の質は作業の快適さや目の疲れに直結する重要なポイントです。毎日のように画面を見るからこそ、解像度・視野角・輝度といった基本性能は絶対にチェックすべきです。

解像度が低いと作業効率が激減

低価格モデルでは、未だに「HD(1366×768)」といった解像度の低いディスプレイが搭載されていることがあります。この解像度は、表示領域が狭いため、複数作業を同時にこなすのが非常に困難です。ウィンドウの切り替えが頻繁になり、作業効率が下がるだけでなく、フラストレーションも溜まりやすくなります。最低でも「フルHD(1920×1080)」の解像度は確保したいところです。

視野角が狭いと、どの角度でも見づらい

ノートパソコンに搭載されている画面パネルにはいくつか種類がありますが、低品質モデルにありがちなのが「TNパネル」です。このタイプは視野角が狭く、ちょっと角度がズレるだけで色が変化し、文字も見にくくなることがあります。複数人で画面を見る場面などでは不便です。視野角が広く、発色も良い「IPSパネル」搭載モデルが理想です。

輝度が低いと明るい場所で見えづらい

スペックに記載されることが少ないため見落とされがちなのが、画面の明るさ=「輝度」です。特に、カフェや屋外での使用を想定している場合、輝度が250ニト未満だと明るい環境では画面が暗く感じられ、目が疲れやすくなります。
快適な作業を求めるなら、300ニト以上の輝度が理想的です。

ノートパソコンの見た目が良くても、ディスプレイに不満を感じ始めるとストレスが溜まりがちです。だからこそ、購入前には「画面の質」もしっかり比較検討することが大切です。見やすさは、そのままあなたの生産性に直結しますよ!

拡張性・ポート数が少ないモデル

ノートパソコンを選ぶ際、「とりあえずUSBポートが1つあればなんとかなる」と思っていませんか?しかし、実際に使い始めると意外と多くの接続が必要になることに気づくはずです。拡張性やポート数が不足しているノートパソコンは、日常的な作業の快適さを大きく損なう原因になります。

USBポートの数と種類に注意

現在はUSB Type-Cが主流になりつつありますが、多くの周辺機器はいまだにUSB Type-Aに依存しています。Type-Aポートが1つしかない、もしくは全く搭載されていないノートパソコンは、使い勝手が非常に悪いです。外付けHDD、マウス、キーボード、USBメモリなど、同時にいくつも使うケースは意外と多いもの。さらに、ポート数が少ないモデルではUSBハブを常に持ち歩く羽目になる可能性もあります。

映像出力ポートの有無も重要

プレゼンテーションやデュアルディスプレイ環境を必要とする人にとって、HDMIやDisplayPortなどの映像出力端子の有無は見逃せません。HDMIポートがないモデルでは、変換アダプターが必要になり、不安定な接続や映像出力できないといったトラブルの原因にもなります。ビジネスで使用する人にとっては、信頼性も含めてポート選びが重要です。

必要な拡張性を見極めよう

SDカードリーダー、LANポート、オーディオジャックなども、自身の利用スタイルに応じて重要になります。特に写真や動画データを直接取り込む人にとっては、SDカードスロットの有無が作業効率に直結します。最近の薄型モデルでは省略されがちなこれらのポートですが、拡張性を犠牲にした結果、外部デバイスへの依存が増えて不便になることも。

見た目や価格だけで飛びつかず、使用環境に合ったポート構成かどうかを事前にしっかり確認することが、快適なパソコンライフを送る第一歩です。

バッテリー持ちが悪い、またはバッテリー交換が困難

ノートパソコンを選ぶうえで、バッテリー性能は見落としがちですが、非常に重要なポイントです。特に外出先やカフェ、出張時など、電源が確保できない場面では、バッテリーの持ちが実用性を左右します。バッテリーが一度の充電で数時間しか持たないモデルや、経年劣化によってすぐに充電が切れてしまうパソコンは、ストレスの原因になりかねません。

実働時間をしっかり見極めよう

メーカーのカタログに記載されている「最大〇時間駆動」という表記には注意が必要です。これは省電力状態での測定値であり、実際にネット接続や動画再生、複数のアプリを立ち上げているときの駆動時間は、公称値の半分程度になることも少なくありません。

実際のレビューやユーザーの口コミを確認することで、リアルな使用感を把握できます。特に目安としては、実働で6時間以上の使用が可能なモデルを選ぶと安心です。

交換不可バッテリーの落とし穴

近年のノートパソコンは薄型・軽量化が進み、バッテリーが本体に内蔵されているモデルがほとんどです。その結果、バッテリーの交換が非常に困難になっています。バッテリーが劣化して使用時間が減っても、自分で手軽に交換できない機種が多く、修理も高額になるケースがあります。

長く使いたいなら、バッテリー交換が可能なモデルや、交換サービスが手厚いメーカーを選ぶのが重要です。「買い替えるしかない」という状況を避けるためにも、購入前にチェックしておきましょう。

モバイル性能とのバランスも大事

軽さと薄さを優先しすぎると、バッテリー容量にしわ寄せがくることがあります。モバイル性が高くても、1〜2時間でバッテリー切れになってしまっては本末転倒です。利便性と駆動時間のバランスを見極めることが、後悔しないノートパソコン選びのカギとなります。

バッテリー性能はスペック表の数字だけでは判断が難しいからこそ、慎重に見極めたいポイントです。「買ったばかりなのに使い物にならない」と後悔する前に、バッテリーの実力をしっかり確認しておきましょう。

時代遅れのOSやサポート終了間近の製品

パソコン選びで「スペック」や「価格」に目が行きがちですが、見逃してはならないのがOS(オペレーティングシステム)のサポート状況です。最新の技術やサービスを快適に使い続けるためには、OSのサポート期間をしっかり確認することが非常に重要です。

Windowsのサポート終了に要注意

現在、多くのパソコンにはWindows 10または11が搭載されていますが、Windows 10のサポートは2025年10月に終了予定です。つまり、今Windows 10搭載の機種を買うと、あと数年でセキュリティ更新や機能アップデートが受けられなくなる可能性があります。特に、Windows 11にアップグレードできないモデルを購入してしまうと、将来的にはセキュリティリスクを抱えた状態で使い続けるしかなくなります。

アップグレード非対応機種は要チェック

古いCPUやTPM非搭載のパソコンは、Windows 11へアップグレードができないことも。中古や型落ち品の中には見た目がきれいでも、内部的に時代遅れの構成になっているケースがあります。そうした機種は長期間使うことが難しく、数年で買い替えを余儀なくされることもあるので注意が必要です。

セキュリティと互換性の壁

サポートが終了したOSはセキュリティホールが放置されるため、ウイルスやハッキングといった脅威に非常に弱くなります。また、新しいアプリやソフトウェアが非対応になることも増え、使いたい機能が使えないといった不便も発生します。仕事や学習のためにパソコンを使おうと考えている方にとって、これは非常に大きなデメリットでしょう。

パソコンの価格が安いという理由だけで飛びつくのではなく、長く安心して使える製品かどうかを見極めることが、満足のいくパソコン選びの第一歩です。購入の際は必ず、搭載OSとそのサポート期間を確認するようにしましょう。



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